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過去に開催されたセミナー

過去に開催されたセミナー【最新医療技術セミナー「スキルアップ」】
セミナー終了報告
 過去に開催されたセミナーをご紹介します。ご参加の皆様ありがとうございました。
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特別企画 災害時のエコノミークラス症候群の予防と管理およびDVT検診の実際
−携帯型のエコー装置による下腿静脈エコー、携帯型Dダイマー測定装置、弾性ストッキング着用指導)、携帯型エコー装置による静脈穿刺と下肢静脈エコー、Dダイマー測定及び弾性ストッキング着用実習−
【セミナー概要】
 新潟県中越地震と熊本地震では震災後の車中泊によるエコノミークラス症候群(肺塞栓症と下肢深部静脈血栓症)が多発し死亡者もあった。これらのことから震災後に車中泊をむやみに行うとエコノミークラス症候群が起きることが揺るぎの無い事実になった。また新潟県中越地震(2004)、能登半島地震(2007)、新潟県中越沖地震(2008)、東日本大震災(2011)、広島土砂災害(2014)、東日本豪雨災害(常総市水害(2015)、熊本地震(2016)そして九州北部豪雨災害(2017)の避難所はいずれも簡易ベッドを使わない雑魚寝の避難所であった。そのため避難所でDVTが多発していた。これは新潟県中越地震で行ったDVT検診結果から推測されていた。すなわち車中泊のみならず避難所で3日以上避難した被災者で有意にDVTが多かったこと、避難所にいた人で自宅に居た人およびワゴン車で車中泊した人よりもDVTが多かったのである。さらに東日本大震災では避難所最大人数は発災1週間後であったが、避難所DVT最大頻度は3週間後であった。これは避難所に2週間以上避難していた人でDVTが多くなることを示唆している。
 一方、日本人よりも肺塞栓症やDVTが多い欧米において災害後にこれらの発生が増えたという報告は1940年のロンドン地下鉄避難所以外に無い。この時は突然のミサイル攻撃で避難所が無かったロンドンでは地下鉄駅構内が自然発生的に雑魚寝の避難所となって数ヶ月続き、そのため肺塞栓症による死亡者数が前年の6倍になった。このことを重くみたロンドン市および政府は翌年に簡易ベッド20万台を地下鉄駅に運びこみ、その結果肺塞栓症は減った。このことからわかるように避難所のDVT予防のためには避難所に簡易ベッドを導入することが第一である。
 そこで本医療技術セミナーでは、一連の講義の後に、避難所でのエコノミークラス症候群の予防のためのポータブルエコーを用いた下肢静脈エコー検査の実習を行う。またDVTが見つかった場合に治療が必要かどうかを判断する携帯型検査装置によるDダイマー及びNT-proBNP測定の意義と使い方実習を行う。次に車中泊避難者や雑魚寝の避難所に長期避難している被災者に必要な災害用弾性ストッキングについて説明し着用指導実習を行い、最後に内閣府の避難所運営ガイドラインにも書かれている段ボール製簡易ベッドの組立て実習を行う。
 皆さま、奮ってご参加ください!
このセミナーには、一人でも多くの方に参加していただきたいので、特別企画の特別料金とします。

災害には、誰が いつ遭遇するかわかりませんので、ぜひ勉強しておいてください!! もちろん、日常診療にも大いに役立つはずです。

講師は、幾多の災害現場に設けられた「避難所」で、避難者の健康診断とエコノミー症候群の診断と予防で活躍されてこられ、
「災害現場にハンザワ在り!」と名を馳せられた榛沢和彦先生です。


■講演プログラム(受講者各位の録画・録音は固くお断り申し上げます)

10:00-12:00  講義 深部静脈血栓症(DVT)と肺塞栓症(VTE)

12:30-14:30  実技 ポータブルエコーを用いた下腿静脈エコー検査、携帯型検査装置によるDダイマー及びNT-proBNP測定実習、弾性ストッキング着用法 簡易ベッド組立の指導と実習 
榛沢和彦先生
■講師
榛沢和彦 先生
(新潟大学医歯学総合研究科呼吸循環外科 講師)
<略歴>
89年 新潟大学医学部卒業
   新潟大学医学部外科入局
90年 三条済生会病院外科
91年 新潟大学医学部第二外科入局
   水戸済生会総合病院外科
92年 新潟大学大学院入学
96年 県立中央病院胸部外科
97年 医学博士号取得
新潟市民病院心臓血管、呼吸器外科
  県立新発田病院胸部外科
98年 新潟大学第二外科助手
99年 新潟大学医学部付属病院集中治療部助手
02年 東日本循環器病院心臓血管センター心臓血管外科 医長
04年 新潟大学医歯学総合病院呼吸循環外科医員
9月  新潟大学教育研究院医歯学系助手
06年 聖マリアンナ医科大学内科非常勤講師
07年 獨協医科大学内科非常勤講師
11年 新潟大学災害・復興科学研究所兼任
12年 新潟大学医歯学総合病院心臓血管外科 講師
セミナー要綱
 セミナーNo
463
 開催日
2017年12月17日(日) 10:00〜15:00
 セミナー会場
 講師
榛沢和彦 先生(新潟大学医歯学総合研究科呼吸循環外科 講師)
 分野/対象
■分野:
■対象:
 質疑応答
質疑応答集(PDFファイル)
終了したセミナーの報告と開催の模様
■第463回セミナー『災害時の避難所でのエコノミークラス症候群の予防と管理、DVT検診』は盛会裏に終了しました。
 12月17日(日)に開催しました第463回医療技術セミナー『特別企画:実地医家のための災害時の避難所でのエコノミークラス症候群の予防と管理、DVT(深部静脈血栓症)検診の実際−携帯型のエコー装置による下腿静脈エコー、Dダイマー測定、弾性ストッキング使用、簡易ベッド組立指揮実習』は盛会裏に終了しました。
 講師には新潟大学大学院医歯学総合研究科呼吸循環外科 講師 榛沢和彦先生をお招きしました。そう、あの被災地の避難所にこの人あり!と名を馳せられた榛沢和彦先生です。スキルアップでのご講演は、もうすでに10本の指では足りなくなってしまっています。
 また、このセミナーでは、エコー機:フィリップス 伊藤進介さん、ポータブルエコー:本多電子(株)島内義男さん、脈波図のパセーサ(AVI):志成データム(株)斉藤之良さん、Dダイマー測定装置:ロッシュ・ダイアグノスティックス螢薀椒愁螢紂璽轡腑鷸業部POCTグループ薬師寺小百合さん、弾性ストッキングの福助:岩本さんが、「チーム榛沢」として参画していただき、会場にもそろってお出でいただきました。
 講義の組立ですが、午前は、「深部静脈血栓症(DVT)と肺塞栓症(VTE)」についての講義の後、
・エコー機と携帯型のエコー装置による下腿静脈エコー、
・Dダイマー測定、     ・弾性ストッキング使用、
・簡易ベッド組立指揮実習
を皆さんに行っていただきました。
 午後は、血栓と新しい動脈硬化の指標AVI(arterial velocity
pulse index)の開発の経緯と考え方、使い方について解説が行われました。緊張度などがきちんと測定でき、”白衣高血圧”も分かるそうです。さらに、避難所について、先に視察をされたイタリアの具体的な例を挙げられながら、欧米の考え方と多くの例をも挙げられながら、日本の被災地における避難所の貧困さの改善を訴えられました。特に力説されたのは、健康にとって良いことは一つもない床に雑魚寝する方式の大きな誤りについてで、TKBの改善!Tはトイレ、Kはキッチンで、食料の供給調理体制、Bはベッドで、段ボール式の簡易ベッドの導入で、長期間にわたることが多い避難所での生活や環境改善の数々必要性を訴えられました。まだまだ知られてはいないようですが、今では自治体と「災害時における段ボールベッドの供給協定の締結」の動きが進み始めており、医師会を通じての大きな流れを作ることの協力を訴えられました。簡易ベッドは皆さんで組み立てていただき、居合わせた方々15名が上に乗られ頑丈さ(7t/m2)も確かめていただきました。
 参加された会場受講者 全員が遠くから来ていただき、地震や災害に危機意識を持っておられ、ある方は市の医師会の”防災担当”であるとお話になりました。
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