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【セミナー概要】 美容外科を訪れる患者さんの多くが、“タルミを何とかして欲しい”、“顔全体を持ち上げて欲しい”という漠然とした希望を口にされます。また、目のクマが気になる、ほうれい線を消して欲しいといった、もう少し具体的な希望を述べられる方もいます。このように患者サイドの表現方法は様々な言い回しをとりますが、専門知識が十分でないため、往々にして患者側の思い込みとか印象といった心の問題とも取れる言葉として、発せられます。こうして、患者の言うことを忠実に実現しようとしたら、結果として、医師も患者も不満足で不幸な結果になってしまった、ということが時として起こります。患者サイドから発信される言葉を、その都度、専門家が使用する言葉に、翻訳していくことが、治療者の認識と治療後の満足度を上げ、治療全体の方向性を間違わないために必要ですし、そのためには、一定の指針が必要になると思います。疲れて老けて見えるのは何が原因なのか、若々しい印象を取り戻すには何をすればいいのか。基本となる戦略と注意点をできるだけ具体的に説明します。 私の視点は、個人経営の小さなクリニックで何ができるのか、です。特殊な患者さんではなく、ほぼ全ての方を対象として何ができるのか、です。かかりつけ医として多くの患者さんをお持ちの先生方にも参考になるのではないかと思います。 皆様、奮ってご参加ください。
| | 10:00-12:00 1.患者の主訴を理解し翻訳する 目元・口元の改善を求めて来院される方の主訴を取り上げ、いったい何を、どこをどう改善して欲しいと言っているのか、解剖学的視点から解説します。また、どのような戦略の基に、どのような方法を使えば、お互いに満足のいく結果を得られる確率が上がるのか、注入材料の特性等も含めて、解説いたします。 13:00-15:00 2.実技デモンストレーション 3名の患者モデルさんを例に、問題点・解決法を詳しく説明しながらの実技をご覧いただきます。ヒアルロン酸、コラーゲンなどのフィラー、ボトックスなどはすでに広く使われていますが、ちょっとした工夫でより自然に状態の改善が可能です。明日からの日常診療にすぐに役立つように、細かなポイントまで詳しく解説します。
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|  | ■講師 | 関谷秀一 先生 | | (関谷クリニック南青山 院長) |
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| | | | 1988 東京大学理学部 卒業 1992 大阪大学医学部 卒業 1992 東京大学形成外科教室 入局 1992 竹田綜合病院 勤務 1993 東京大学付属病院形成外科 勤務 1994 堀ノ内病院外科 勤務 1995 東京警察病院形成外科 勤務 1997 ニュージーランド・ミドルモア病 院形成外科 勤務 1998 東京警察病院形成外科 勤務 2002 医療法人整盛会クリニック 勤務 2003 関谷クリニック南青山開設, 現在に至る | |
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