実地医家のための骨粗鬆症の診断と治療|2024年9月8日(日)【第797回】
ー頚肩腕症候群を含めて―
■中村幸男先生(飯田病院整形外科部長)
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【セミナー概要】
現在、我が国における骨粗鬆症患者数はおよそ1250万人と言われています。骨粗鬆症ベースの脆弱性骨折の発生数は年々増加しており、その対策は急務であります。
骨への適切な食事、大腿骨近位部への適度な衝撃を与える運動・体操は、骨粗鬆症対策として非常に重要であります。
一方で、薬物療法の面では、昨今、治療薬選択の幅が広がるとともに、生活習慣病との関連や続発性骨粗鬆症に関する知見が蓄積されてきています。また我々は、骨粗鬆症治療と歯の関係についても研究を進めています。
さらに、頚肩腕症候群に関する最近の話題を提供します。
1.骨粗鬆症について
・骨粗鬆症の病態について
・最新の知見をもとにした栄養・体操の骨への重要性
・長野県内における健康寿命延伸に向けた様々な取り組み(骨粗鬆症・ロコモティブシンドローム対策など)
・骨粗鬆症の薬物療法について(最新のデータを踏まえて)
13:00-15:00
2.歯関連疾患、顎骨壊死について
・発症の要因、機序
・病態
・骨粗鬆症との関連について
3.頚肩腕症候群について
・発症の要因、機序
・病態
・薬物治療
・運動療法
・手術
・その他
セミナー要綱
セミナーNO. | 797 |
開催日 | 2024年9月8日(日) 10:00~15:00 ※開場 9:30 |
講師 | 中村幸男先生(飯田病院整形外科部長) |
診療科目 | 整形外科 |
価格 | 5500円(会員価格/税込) |
終了したセミナーの報告と開催の模様
■ ※準備中です。
■中村幸男先生(飯田病院整形外科部長)
<略歴>
・自治医科大学卒業
・信州大学整形外科
及び関連病院勤務
・米国ハーバード大学講師
・信州大学整形外科
特任教授
・飯田病院整形外科 部長
<著書>
1. 本当に必要なゆるスクワットとかかと落とし 小学館 2017
2. 70歳からは転んでも折れない骨を作りなさい 青春出版社 2024