気管支喘息・COPD心血管病併存の診断・治療|2024年8月25日(日)【第786回】Sold Out
クリニック外来診療で必要な呼吸器・循環器からのアプローチ
■永谷憲歳 先生(医療法人 H&L会 理事長)
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【セミナー概要】
慢性閉塞性肺疾患(COPD)と気管支喘息は、非専門医であっても内科医であれば日常診療で常に診ていかなければならない Common disease です。COPD はわが国では 500 万人以上の罹患者が見込まれながら、実際に診断・治療されている患者は極めて少ないのが現状です。これまでの診断基準では呼吸機能検査:スパイロメトリ―
が必修でしたが、今回は、スパイロメトリ―を使わずに非専門医でも容易に行える臨床診断を紹介します。また、気管支喘息は 1000 万人以上の罹患者がいると言われており、外来での迅速かつ的確な診断・治療が必要です。症状ベースにいかにして喘息を診断していくかについて紹介します。COPD も気管支喘息(特に高齢者喘息)も併存症が多く、特に高血圧を含む心血管病を考慮して呼吸器疾患を治療していかなければなりません。本講演では呼吸器専門医としての立場からのみでなく、循環器専門医の立場から COPD と喘息をとらえ、COPD・喘息と心血管病併存の重要性を概説し、また日常診療において COPD・喘息を見逃さずにいかに診断していくか、どのように治療していくかを、症例を提示して分かりやすく説明したいと思います。専門医・非専門医を問わず開業医の先生は必見です。
1.COPDを診断するこつ:スパイロメトリ―を使わない臨床診断
2.全身疾患としてのCOPD
3.クリニックでもできるCOPDの最新治療
4.心血管病併存COPDに対する治療:吸入療法からβ遮断薬まで
午後の部(12:30~14:30) 気管支喘息について
5.気管支喘息の診断:症状ベースの臨床診断の重要性
6.吸入療法:ICS/LABAだけでなくいかにLAMAを使っていくか
7.高齢者喘息への適切なアプローチ
8. 集患するための簡単で魅力的な最新治療
セミナー要綱
セミナーNO. | 786 |
開催日 | 2024年8月25日(日) 10:00~14:30 ※開場 9:30 |
講師 | 永谷憲歳 先生(医療法人 H&L会 理事長) |
診療科目 | 呼吸器専門医 |
価格 | 5500円(会員価格/税込) |
終了したセミナーの報告と開催の模様
■ ※準備中です。
■永谷憲歳 先生(医療法人 H&L会 理事長)
<略歴>
92 年 千葉大学第三内科研修医
94 年 国立循環器病センター心臓血管内科 レジデント
98 年 国立循環器病センター心臓血管内科 医員
05 年 国立循環器病センター再生医療部 部長
06 年 米国タフツ大学 Cardiovascular Center 留学
06 年 大阪大学大学院医学系研 究科招聘教授 併任
08 年 ながや内科循環器内科・呼吸器内科 院長
22 年 芝浦メディカル 開院
<専門医>
呼吸器専門医
喘息専門医
循環器専門医