脳神経内科系(神経内科)

すべての臨床医に役立つ プラクティカルな脳神経内科をマスターする!|6月16日(日)【第775回】

s00775
s00775

プライマリ・ケア外来で、脳梗塞・パーキンソン病・認知症の『患者説明』が得意になる!

■山本大介 先生(湘南鎌倉総合病院脳神経内科部長)
>講師詳細はこちら 
 

【セミナー概要】
プライマリ・ケアの外来診療において実用的であることは、「自分の言葉で患者さんにその疾患について説明できる」ということにつきます。
今回は脳神経内科領域のコモンな疾患である、【脳梗塞】、【パーキンソン病】、【認知症】について、患者さん向けに説明ができるようになる、網羅的な知識習得がテーマです。患者さん・ご家族に向けて説明できるように基本的な内容を平易な言葉で説明していきます。また、認知症については新薬レカネマブが登場しました。レカネマブ登場後、認知症診療における考え方の大幅なパラダイムシフトが起こりました。認知症患者さんを全例レカネマブ使用のために紹介していくわけではありませんが、レカネマブについてもきちんと説明できる必要があります。今回はまさに、プライマリ・ケア外来における「使える脳神経内科」のレクチャーとなっています!

セミナーNO. 775
開催日 2024年6月16日(日) 10:00~14:30 ※開場 9:30
講師 山本大介 先生(湘南鎌倉総合病院脳神経内科部長)
診療科目 脳神経内科
DVD価格 5,500円(会員価格/税込)

終了したセミナーの報告と開催の模様

■ 6月16日(日)に開催しました第775回医療技術セミナー『すべての臨床医に役立つプラクティカルな脳神経内科をマスターする!-脳神経内科診療が誰でも得意になるレクチャーシリーズ3:今のところのレカネマブを知る』は盛会裏に終了しました。
講師には、湘南鎌倉総合病院脳神経内科部長 山本大介先生をお招きしました。3回目に当ります。
これまでの2回については、①『すべての臨床医に役立つプラクティカルな脳神経内科をマスターする!-脳神経内科診療が誰でも得意になるレクチャーシリーズ』(#729;2023年3月)、②『すべての臨床医に役立つプラクティカルな脳神経内科をマスターする!-脳神経内科診療が誰でも得意になるレクチャーシリーズ2』(#748;2023年10月)でした。約2年前に、全3回程度で「山本先生の考えられる脳神経内科」を実地医家向けに熱く語ってくださいとお願い申し上げましたら、スライドの準備に大変なエネルギーを注いでいただき、縦横無尽にお話しいただきました。ある受講者に山本先生のお話についての印象をお伺いすると、「これまでの講師より若返られ、平易な言葉で脳神経内科を語っていただけるところが魅了か・・・と思います」とのことでした。 今回も、最新の話題であるレカネマブを取り上げていただく等、入り口は広く、奥行きも深いお話であったと思いました。
なお、山本先生はしばらく休まれ、1年半後にまたやりたいとのご希望です。期待したいものです。

今回のセミナーの講義の組立ては以下の通りでした。
・アルツハイマー病の新薬:レカネマブについて知る-現状では、まだまだ使う条件が限られる
  昨年12月に認可が降り、臨床に供された新薬「レカネマブ」ですが、到達点が紹介されました。
  使えない条件:①認知症の重症度:MMSEが21点以下であると適応外
            ②脳出血リスク:MRIで脳出血リスクが高い場合は適応外
            ③抗凝固薬を使用している場合は非推奨  
            ④アミロイド病理の確認が必要(PETか髄液検査で評価される)
  使いにくい条件::①受診の労力:2週間に1度の点滴治療+MRI検査が必要。家族の付添の負担も
             ②コスト問題:年間300万円+αが必要
             ③脳梗塞になったら:脳梗塞を発症した時のデメリットがありうる
             ④限定的な効果:根本的な治療薬では無い。その間も認知症は進行する
             ⑤副作用で合併症が出たら、認知機能の悪化の可能性がある
・認知症の予防について、患者さんにどう語れるか?
・パーキンソン病について、患者さんにどう語れるか?
・急性期からの引継ぎ診療について:パーキンソン病
・脳梗塞について、患者さんにどう語れるか?
・急性期からの引継ぎ診療について:脳梗塞

質疑では以下の質疑が行われましたが、ここでは一部の質問のみを記し、回答を希望される方、興味ある方はDVDないし動画をお買い求めいただきまして、ご確認下さい。
Q1.アルツハイマーでのアリセプトの使い方について、消化器症状への対応について。 Q2.その消化器症状の詳細についてお教えください。特に、幻視、幻覚、妄想等の精神症状について。 Q3.アリセプトの長期処方について制限があるようですが? Q4.ドネペジルが半年進行を遅らせるとのことでしたら、ドネペジルの中止の目安をこのことを目安にして、現状で、進行が半年遅れたところで介護度の変わりが無い状態でしたら家族との相談で中止でも良いとの判断で良いでしょうか? Q5.パーキンソン病の症状で、流涎にはアーテンなどでしょうか? 効果はどうでしょうか?→リズミック? Q6.パーキンソン病PDと診断されても本人の自覚症状に大きな問題がない場合、投薬開始はしばらく見合わせて良いですか?(むしろ症状が問題化してからの投薬の方が良いですか?) Q7.認知症ADでアリセプト(あるいはレミニール)の投薬を中断して症状が悪化する場合、悪化時期は中止後比較的にすぐですか? 悪化時には 再度同じ薬を通常どおり漸増で良いですか? Q8.不眠でデエビゴが効かない時セロクエルを出すことがありますが、問題ありますか? デジレル、トラゾドンは、ロゼレルは? ベンゾ処方の可否は?その評価は? Q9.パーキンソンPDの低血圧に対する昇圧剤は何をどれくらい使用すれば良いですか? Q10.心房細動でCHADS2スコア0でも抗凝固剤必要ですか?  Q11.無症状の高度内径動脈狭窄はどうすれば良いですか? Q12.内頚動脈などのプラーク退縮を目的でスタチンを処方する場合、ILDL、nonHDLが高くなくてもストロングスタチンの方が良いですか? LDLはどれくらい以下にすれば良いですか?

■山本大介 先生(湘南鎌倉総合病院脳神経内科部長)
  <略歴>
2008年順天堂大学医学部卒業。河北総合病院で初期研修後、聖隷浜松病院で脳神経内科専門医研修、専門医取得。
2018年より現職。 脳神経内科診療とともに、「教育」をテーマに、「患者さん、医師、病院、地域」に貢献できるよう、やる気あふれる若者達と修羅のtraining hospitalである湘南鎌倉総合病院で日々奮闘中。
<専門医>
日本神経学会専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医、日本脳卒中学会専門医
<著書>
「みんなの脳神経内科」(中外医学社)

ビジターは購入できません。

医師会員、コ・メディカル会員

販売価格  ¥5,500(税込)

商品選択

数量  

SOLD OUT